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たどりついた部屋はところどころが欠けた石の壁がむき出しで、薄暗くじめじめしたところだった。奥の壁がやっと見えるくらいの広い地下室には人の骨が何体か転がっていた。 腕にしがみつくわたしにバフォメット様が言った。「嬢ちゃんは牧場で牛を見たら怖いか?」「いいえ、牛さんは可愛い目をしているわ」「じゃあ、食肉として処理された牛はどうだ?」「食べ物だから、怖くはないわ」コーチ バッグ
「こいつらはな、俺達にとってそういうもんなんだ。知性を持っていて見た目が近い分だけ慣れるのに時間がかかるかもしれないが、食わないとオーラが使えなくなるんだ」「オーラ?」「俺がなにかする時に身体全体や指先が光るだろ? あれがオーラだ。戦うにしろ物質化をするにしろ、オーラは俺達の生命線といえるものだ。だからつらくても食べなきゃだめなんだ」 バフォメット様に肩を抱かれて奥へと進んでいく。コーチ 長財布
「心の準備をしろ」 そう言うと、バフォメット様は床の上の何かを覆う黒い布を引いた。「いや!」 バフォメット様のお腹に顔を埋めた。人間の中年男性が裸で横たわっていたからだ。その男の胸には逆五芒星が描かれた札が貼られていた。「この札を貼れば人間のまま連れてこられるんだ。食う時専用だがな。こいつは俺がさらってきて魔法術で昏睡(こんすい)状態にしてある。だから、食っても苦しんだりはしない」コーチ バッグ アウトレット
「……この人にだって生きる権利があるわ」「こいつはな、地上で人を使って何十人という人間を殺してきた悪い男だ。だからといって殺していいって理由にはならないが、食うならせめて地上の掃除も兼ねたほうが、俺も少しは気が楽だってことさ」「でも……」「そうさ、これは勝手な言い分にすぎない。だが、つらくても食わなきゃいざって時に俺達自身が危なくなるんだ。それが魔界に生きる者の宿命だ」コーチ アウトレット
バフォメット様は「すまねえな」と謝り、男の腕をかじりだした。「さあ、嬢ちゃんも食え。悪い中年の人間は美味いぞ」 バフォメット様がしていることを見てわたしは何度も吐きそうになったけど、空っぽの身体からはなにも吐き出せなかった。バフォメット様にうながされて泣きながら少しだけ腕をかじった。温かい肌を噛み切ることなどできるわけがないと思っていた。でも、意外にあっさりと肌に穴が開いた。顎(あご)や歯が強くなっているようだった。驚いたわたしは噛みちぎった皮膚と少しの肉片を思わず飲みこんだ。喉が激しくけいれんして、自分の腕がひどく痛んだ。なにも考えられなくなったわたしは、嘔吐く(えずく)喉からひどい音を上げながら部屋へと逃げ帰った。http://www.coachchaneljapan.asia関連記事:
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